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谷口工業株式会社

生産管理部・製造技術課
佐々木 相咲


勤続3年。CADオペレーターとして活躍中です。入社して1年半が過ぎたころ、第一子を授かった事を機に安心して出産を迎えるため産前休業や、出産後に産後休業及び育児休業取得(1年程度)しました。職場復帰後には、育児短時間勤務制度を利用して現在も就業中です。仕事と育児の両立について、自身の経験と考えを共有してくれました。


【会社サポート体制充実】
ふくやまワーク・ライフ・バランス認定企業
男女が働きながら「仕事と家庭の両立」を実現するための支援に、積極的に取り組んでいる企業が認定される制度。
〇広島県仕事と家庭の両立支援企業登録制度認定企業
「仕事と家庭の両立支援」や「仕事と介護の両立支援」に取り組む企業等を県が登録する制度 従業員の働きやすさの充実に取り組んでいます。

育児休業中のサポートと準備について

育児休業中に必要な手続きや、不明点の問合せ等、全てメールで行っていただき、小さい子どもを連れて来社しなくても完了したのでとても助かりました。
休業中にも小まめに連絡をくださり、こちらのことを気にかけてくださっているのがわかり、復帰の際も会社の中へスムーズに馴染んでいけたように思います。 復帰前には実際に来社しての面談も行っていただき、現在の社内の雰囲気を感じられたのもよかったです。
課長の方からも、復帰後の具体的な仕事内容や課の雰囲気などを教えていただいていたので、業務面での復帰に対する不安も少し解消されたように思います。 また、時短勤務など復帰後の働き方にも柔軟に対応していただき、こちらの要望を尊重してくださり感謝しています。

職場復帰後の適応と課題について

直面した課題は、自分の思うように働けないもどかしさです。 突然の早退や欠勤や時短での勤務により、業務が思ったようにこなせないことが多々ありますが、上司もお子さんがいらっしゃる女性の方なので、子供関係のことを相談しやすいのがありがたいです。
子どもの体調不良時は、半日の勤務などその時々の状況に合わせて、こちらの要望を受け入れていただき、とても感謝しています。 残念ながら自分一人で解決できる課題ではないので、周囲のフォローと、自分自身の焦る気持ちと業務にうまく折り合いをつけて乗り越えていくしかないかなと思っています。

"THANK’S 50 ANNIVERSARY "

育児と仕事のバランスについてのアドバイス

実際に職場復帰して感じたことは、育児と仕事のバランスを自分一人で取ることは不可能だということです。 育児に関しては家族のサポート、仕事に関しては会社のサポートが必要不可欠です。 仕事では、時短での勤務や業務量過多の際のフォローをしていただき、業務面ではもちろん、気持ちの面でも助かっています。 実践しているコツ、というほどではないですし、周囲に迷惑をかけているのは承知の上ですが・・・ 育児も仕事も無理しすぎないこと・ある程度割り切る気持ちも必要かなと思います。 復帰してからまだ6ヶ月目で、自分自身もバタバタとまだ落ち着かない状態です。 出産前のように働けるようになるにはまだまだ時間がかかりますが、焦らず1つ1つの仕事をこなして、少しずつでもスキルアップしていきたいと思っています。
周囲のサポートを活用することも秘訣です。 谷口工業株式会社では、様々な働き方に対応する制度や規程、職場風土があります。 私は1日の所定労働時間を6時間(9時出勤~16時退勤)とする、育児短時間勤務制度を利用させて頂き、育児家庭と仕事を両立しています。




私たちの会社は、従業員が仕事と育児を両立できるように全力でサポートします。 育児に関わる従業員が仕事とプライベートを両立できるように、以下のような制度を導入しています。

・育児休業:育児のために休業することを希望する従業員であって、1歳に満たない子と同居し、養育する者は、この規則に定めるところにより育児休業をすることができる

・出生時育児休業(産後パパ育休):子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能

・子の看護休暇:小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員は、負傷し、又は疾病にかかった当該子の世話をするために、又は当該子に予防接種や健康診断を受けさせるために、年次有給休暇とは別に、当該子が1人の場合は1年間につき5日、2人以上の場合は1年間につき10日を限度として、子の看護休暇を取得することができる。 他、所定外労働の制限、時間外労働の制限、深夜業の制限、育児短時間勤務など取り揃え、円滑な職場復帰支援や育児休業・介護休業等に関するハラスメント等の防止にも取組み、理解のある職場風土を確立しております。

これらの制度が従業員の働きやすさを向上させ、会社全体の生産性を高めることに繋がると確信しています。今後もより良い職場環境の実現に向けて全員で取り組んでいきます。

" 6 BATONS "

いままでと、これからついてインタビュー
6人を通じてバトンを渡していくストーリー

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