•   

02

谷口工業株式会社

生産管理部・部長
水金 幹八


勤続30年。生産管理部部長として活躍中です。入社後20年余り工場内であらゆる加工工程をマスターし、職人として活躍され現在は、生産管理部へ移り会社の窓口としてお客様と商談や社内製造の生産効率を図るポジションとして活躍されています。今までの会社の歴史や文化について、これからの会社の展望について、語って頂きました。

挑戦と成功について

"お客様から依頼された仕事、任されたプロジェクトは全力で達成をしてきました。初めて製作する製品については打合せから納期までを各工程ごとに目標と計画をたて行っています。大きなプロジェクトを達成するために、(材料→板金→製缶→組立→納品)挑戦することの大事さを知り、失敗を恐れずに工夫と知恵をこらし成果へとつなげてきました。

技術進化とイノベーション

溶接技術の中でもアーク溶接の分野(領域)においてはSS,SUS,アルミと柔軟に適応できており、溶接技術者の資格も幅広く取得しています。難易度の高い薄板加工から圧力容器・公共交通機関の設備を製缶できる技術をもっています。最先端のAI機能を搭載したファイバーレーザー加工機の導入により、銅やアルミニウムのような難しい素材でも加工ができるようになりました。また切断面が美しい仕上がりと加工自由度が高いこと、さらにエネルギー効率も良いためコストを抑えることが可能になりました。

"THANK’S 50 ANNIVERSARY "

社会変化への適応と将来展望

世界情勢の変化による円安、材料費の高騰により年々厳しさを増しています。変化に対応するためには、やはり作業の効率化を上げ製造における付加価値をつけることや、技術の継承を行いながら古い慣習を打ち破ることも大切です。DX化も視野に入れ、生産管理システムの導入や、作業の標準化にも取り組んでいます。3DCAD展開では仮想的な3次元空間に立体的なモデリングができ、あらゆる視点から現状を確認できます。社会変化への適応と、お客様にとってさらに価値あるパートナーであり続けれるよう溶接ロボットの導入も視野に入れ、省力化、省人化をしていきコストダウン、生産効率の向上と品質の平均化など計画しており、更なる進化をするために取組んでいきます。

" 6 BATONS "

いままでと、これからついてインタビュー
6人を通じてバトンを渡していくストーリー